生活保護の受給基準を引き下げるという話題が
今日のニュースで話題になっていた。
その論理は=生活保護を受けていない、より貧しい人がいるから
(働いているのに、生活保護層より実入りが少ない人がいる。
だから、働いている最下層に生活保護のレベルを合わせよう)というもの。
この論理は一見まともそうに見える。
『だって、生活保護を受給せず、生活保護より少ない給料で
頑張っている人がいるのだから
働いていない生活保護のレベルはそのレベルまで下げるべきだ。』
うんうん。なるほど。
確かに筋が通ってそう。って、おい!
その議論ちょっとおかしいぞ?
そもそも日本の国民の収入は分散が拡大している
(貧富の差が激しくなっている)
ってことは、平均付近の所得者が減り、貧乏はより貧乏
金持ちはより金持ちに分布が変化しているということ。
そして、生活保護の支給額の水準の決め方は、
国民全体の収入分布の下から何パーセントのとこにあわせるってなふうに
なっている(そうだ)。
ということは、貧困拡大につれて受給額水準が下がる
(下の人がどんどん増えているから、例えば下から5%といわれても
どんどん下に人が増えるわけで、そうなるとどんどん下から5%の位置は
下に下がっていく)。
つまり生活保護額が多いから減らすべきというのはおかしくて
生活保護レベルよりも収入が少なくなっているひとが
多くなってきていることに注目するべきなのだ。
ところが、その事実を無視するだけでなく、
問題をすり替えて、しかもそこからお金を搾り取ろうとしている。
この構図にいったん気づくとちょっとぞっとしてしまった。
それと同時に、世の中、いつの時代も強者が弱者を搾取するのは
社会の常なのだとつくづく思ったり。
この年で収入がないことを考えると、本当にぞっとする。
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